あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「ランデヴー」 (1985年)

イメージ 1

1985年 フランス 87分
監督:アンドレ・テシネ
出演ジュリエット・ビノシュ、 ジャン・ルイ・トランティニヤン

恋に揺れる女。 ★★

ジュリエット・ビノシュの初主演映画。
このとき彼女はまだ21歳ぐらい。初々しい。
しかし、演じる主人公はすでに人生の波にもまれつづけている。

舞台女優をめざして、同棲相手とも別れて都会へやってきたニーナ(ジュリエット・ビノシュ)。
不動産屋の内気な青年ポーロと出会うのだが、彼は彼女に一目惚れしてしまう。
結局、ニーナは彼のアパートに転がり込む。

このニーナという女性が何を考えているのか、何を求めているのか、それが最後までわからなかった。
投げやりにみえたり、かと思えば妙に潔癖であったり。
人物像も単純には捉えにくい。
そのために主人公への感情移入がほとんどできなかった。映画に身が入りにくいなあ(汗)。

ポーロのアパートで出会うのが、そこに居候をしていたカンタン。
カンタンは元は有望な俳優だったのだが、恋人を事故でなくしてからは自堕落な生活をしている。
ニーナはカンタンと関係を持つのだが、彼はあっという間もなく自殺のように交通事故にあって死んでしまう。

ベッドに全裸で横たわるニーナの毛布をカンタンがずらして、ポロに見せつける場面がある。
ビノシュのヌード・シーンだということで話題になったこともあるようだが、セクシーとか、卑猥とか、そんな感じはまったくない。
ベッドをともにしたけれども、なお満たされなかった感情をぶつけている、そんな感じ。

やがて、カンタンの葬儀にあらわれた初老の演出家スクルツレーにジャン・ルイ・トランティニヤン。
彼はニーナをジュリエット役として舞台に出したいと熱望する。
スクレツレーの激しい演技指導にへとへとになるニーナ。
ロメオとジュリエットの舞台は果たして成功するのか?

繰り返しになるが、主人公の気持ちが見えてこないので、何が言いたい映画だったのかもよく判らないままに見終えた。
ジュリエット・ビノシュのファン以外の方にはお勧めしません(汗)。

でも、テシネ監督はこの映画でカンヌ映画祭監督賞を得ています。
そうか、観る人が見れば名画なのか・・・?