あきりんの映画生活

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「誘拐の掟」 (2014年)

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2014年 アメリカ 114分
監督:スコット・フランク
出演:リーアム・ニーソン

私立探偵アクションもの。 ★★★

リーアムおじさんが(今度はパパではないけれど 笑)またまた頑張るぜ!

元警官のマットは、アルコール中毒から抜けだそうとしている冴えない私立探偵。
あれ、「フライト・ゲーム」でもリーアムはアル中だったよなあ。前作の「ラン・オールナイト」でもリーアムはアル中だったよなあ。
というわけで、このところ、リーアムは落ちぶれたアル中がらみの役が多い。たいていは無精髭だし・・・(苦笑)。

ある日マットは、麻薬界で大金を動かしている影の世界の人物から極秘の依頼を受ける。
彼の妻が何者かに誘拐され、多額の身代金を要求されているとのこと。
裏家業の身なので、当然ながら警察には相談できない。犯人もそこを突いてきているわけだ。

やがて、この犯人は二人組で、冷酷非情であることが次第に判ってくる。
狂っているとしか思えないほどに残虐なことを平気でおこなう。しかも、冷静沈着なのだ。
怖ろしい。

新たな誘拐もおこなわれてしまう。
やはり麻薬界の人物の家庭が狙われたのだが、今度は未だ幼い娘がさらわれてしまった。
犯人とぎりぎりの交渉をするマット。

もし娘が死んだら身代金は一銭も払わないぞ。必ず生きて還せ、それが条件だっ!
そして、娘がまだ生きている証拠を見せろ、という交渉の経過もスリリングだ。
なるほど、そういう方法をとるのか。

ラストに向けて、もうテンションあがりまくりの展開となる。
リーアムおじさんが、もう必死に頑張りつづける。
危ない、もう***だと思ったのに、まだ***だったのか! 油断大敵、間一髪、窮鼠猫を噛む(なんのこっちゃ 笑)

立て続けに公開されたリーアム・ニーソンのアクション映画「ラン・オールナイト」とこの「誘拐の掟」。
どちらも充分に満足できる面白さだった。
こういう作品は、やはり映画館だと迫力が増します。