2015年 アメリカ 142分
監督:ジョン・ウェドン
出演:クリス・ヘムズワース、 ロバート・ダウニーJr、 クリス・エヴァンス、 マーク・ラファロ
スカーレット・ヨハンソン、
マーベル総結集第2弾。 ★★★
前作の「アベンジャーズ」を観てから、これは新作をよりよく楽しむためには予習が必要だろうと、「キャプテン・アメリカ」、「マイティ・ソー」をそれぞれ2作ずつ観た。
「アイアンマン」は観ていたし、「ハルク」はまあいいだろうと省略(笑)。
で、張り切って、期待満々、勇気凜々で観にいった。
で、結論としては、ヒーローたちの活躍ぶりは充分に楽しめたのだが、第1作よりはちょっと落ちたかな、というのが偽らざるころだった(汗)。
今回の敵は、トニー(これ、アイアンマンに入っている人)が開発した人工知能のウルトロン。
人類をエイリアンから守るために開発したはずだった。
それなのに、超賢いウルトロンが導き出した結論は、地球の平和を維持するためには、障害となっている人類を排除する必要がある。
えっ、それじゃ地球が平和でも人類にとっては意味ないじゃん。
ということで、事件の元々の発端はトニーの自分勝手な発明だった。
だものだから内輪もめにもなる。トニーは拗ねるし、居直るし・・・。
どうも、物語そのものがあまり好きではない設定だった。
でも、アクション・シーンは今回も見応えがあった。
スカーレット・ヨハンソンとジェレミー・レナーは存分に活躍してくれるし(嬉)。
それにしても、レナー扮するホーク・アイに奥さんも子供もいるとは意外だった。
そうか、だからブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)はハルク(マーク・ラファロ)と好い感じになるのか。
今回登場してくるのは、超人に改造されてしまった双子の兄妹。
無敵の敵(笑)として登場してくる。
なにしろ兄は、見えなかった? というぐらいの超高速移動能力を持っているし、妹は人の心を自在に操ってしまう。まるで魔女。
しかし、この二人、途中からはアベンジャーズを助けてくれるようになる。
そうなると、途端に心強い仲間として観る側も応援しはじめる(笑)。
あわやというところで身を呈して仲間を助けてくれた超高速移動の兄には、思わず感涙。
最後近く、あの空飛ぶ巨大指令ヘリが再びあらわれた時には、おお!と嬉しくなった。
空飛ぶ翼人間や魔女少女もアベンジャーズの仲間に入りそうだし、次回作も作る気満々といった様子。
次はあまり身構えずに、気軽に楽しむつもりで行こう。