2013年 アメリカ 130分
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィーン・ディーゼル、 ポール・ウォーカー、 ドゥエイン・ジョンソン、 ミシェル・ロドリゲス
シリーズ第6弾。 ★★★
「ワイルド・スピード」なんて、どうせ車好きな人だけが楽しめる公道レーサーものだろう、とずっと思っていた。
しかし、シリーズ第7作の評判があまりにいいので「スカイ・ミッション」を観てみた。
驚いた。これまで馬鹿にしていてごめんなさい。
ということで、第6作を振り返り鑑賞。
登場人物達については、前回第7作を観たときにほとんど判ったので、今回は困ることもなし。
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーの関係やら、捜査官の立場なのに気持ちが通じ合えているドゥエイン・ジョンソンなど、すでに私も親しみを感じている(笑)。
で、今作だが、確かにこれも面白い。
死んだと思っていたミシェル・ロドリゲス姐さんは生きていたし、非情な敵組織のボスも好い。
その敵組織が簡単にアジトを見つけられてしまうのはどうかと思ったが、逃走に使う改造車がすごかった。
刃物状強化車体前面敵車跳ね上げ改造車(!)である。
一般車両やらパトカーやらを次々に跳ね上げて逃げまくる。
これはぶつかりまくりのコンピューターゲームかよ、と言いたくなるほどに痛快。
途中では高速道路を疾走する戦車も登場してくる。
戦車の威力ってのは並大抵ではないことを痛感させられる迫力である。
カー・チェイスばかりかと思ったら、マッチョ不死身男たちの肉体アクションも見せてくれた。
それに女性マッチョの格闘場面もたっぷりとあった。
ロドリゲス姐さんも頑張る。なにしろ相手は実際の格闘技プロとのこと。
ということで、一応のストーリーもあるのだが、そんなものは置いておいても楽しめてしまう。
ま、何かが後に残るという種類の作品ではありませんが、観てスカッとします。
車好き出なくても大丈夫、アクション好きなら楽しめます。