あきりんの映画生活

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「ブライド・ウエポン」 (2014年)

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2014年 アメリカ 108分
監督:ジョン・ストックウケル
出演:ジーナ・カラーノ

格闘妻の大暴れ。 ★★

ヒロインのジーナ・カラーノは実際の総合格闘家ムエタイが基本となっているらしい。
で、あのスティーブン・ソダーバーグが目をつけて撮ったのが「エージェント・マロリー」だった。
今作でも無茶苦茶強い。その打撃で男どもが吹っ飛んでいく。
予告では、女セガールとか、女リーアムとかといった謳い文句。宜なるかな

お話は単純明快。
甘~い新婚旅行でカリブ海を訪れたカップルの夫が、行方不明になってしまう。
で、妻のカラーノは、愛する夫を拉致した悪の組織に一人で立ち向かう、というもの。

普通は、妻がさらわれて夫が必死に探すというところなのだが、その逆になっているところがこの映画の見せ所。
新婚妻のカラーノは、なぜか幼い頃から父に格闘技をたたき込まれていたという設定。
だから強いんですよ、突っ込んではいけませんよ、という設定(笑)。

ジーナ・カラーノ、たしかに顔だけ見るとかなりの美貌である。
しかし、体つきを見るとそのあまりのたくましさに、(やさ男の私などは)ちょっと引いてしまう。
それぐらいに肩は張っていて、二の腕はぶっとい。私の太股よりも太いのではないだろうか(苦笑)。
あの腕力で殴られたら、そりゃあぶっ飛んでしまうよなあ。

悪徳医師や悪徳警察官を次々と叩きのめして、夫が拉致された秘密に迫るカラーノ。
しかし、拉致された理由というのが・・・えっ? そんなこと?
拉致する前に”そんなこと”をどうやって確かめたの? 入院検査しないと確かめられなかっただろうに・・・。

ま、物語は取って付けたようなものです。気にしてはいけません。
セガール、女リーアムの活躍を、ただ楽しみましょう。
そのうちに、愛する子どもたちを助けるために奮闘するカラーノ・ママのシリーズができるかもしれません(笑)。