あきりんの映画生活

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「要塞警察」 (1976年)

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1976年 アメリカ 91分
監督:ジョン・カーペンター
出演:オースティン・ストーカー、 ローリー・ジマー

ギャングとの銃撃戦。 ★★☆

カーペンター監督の伝説的な作品。
物語は単純明快。ワン・シチュエーションでの烈しい銃撃戦、ということだけで魅せてくれる。

舞台は、移転のために残務整理の警官だけが残っている警察署。
そこに逃げ込んできた男と、追いかけてきたチンピラギャングたち。
偶然にそこに立ち寄っていた凶悪犯人と護送警官も加わって、警察署の内と外との銃撃戦が始まる。
物語は、これだけ。

視点は警察署の中に立てこもっている警官たちのものだけ。
だから、外に押し寄せているギャングたちがどれだけいるのか、どんな武装をしているのか、どんな攻撃法を考えているのか、まったくわからない。
そこが映画の緊迫感を盛り上げている。

しかも、敵の使う銃はサイレンサーなのだ。
銃声も無しに次々に壁にプスッと穴が開いていく。
いつ撃たれるか判らない、そんな不気味さもある。

ということで、銃撃戦の状態は充分に楽しむことができる。
ただ、カーペンター監督のことなので、登場人物たちの人間ドラマなんていっさい描かない。

普通の監督なら、立てこもった5人(だった?)が抱えた人生を垣間見せるような演出をするところ。
カーペンター監督はそんなことはいっさいしない。
健気に頑張っていた警察署の受付のお姉ちゃん(それとも婦人警官だった?)も、あっさりと死んでいってしまう。

潔いのだか、あれあれなのだか・・・(苦笑)。

ああ、もう弾がないぞ。お前は何発残っている?
みんな合わせても、残っている弾数は8発しかない。敵はまだ何人残っているのか判らない。
どうする?

リメイク作に、イーサン・ホークやフィッシュバーンが出ている「アサルト13 要塞警察」というのがある。
内容はよく似ていて、評価も似たようなものだった。
個人的にはフランス映画の「スズメバチ」という映画が、同じ設定なのだが、登場人物がよく描けていて、かなり好みだった。