あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「ウィ・アンド・アイ」 (2012年)

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2012年 アメリカ 103分
監督:ミシェル・ゴンドリー

悪ガキ高校生の日常会話。 ★★

 「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督の名前に惹かれて鑑賞。
しかし、えっ、これゴンドリー監督作? どうしちゃったの?

舞台はニューヨークのブロンクス。ということは下町。
そこを走る路線バスに、下向する高校生たちが乗り込んでくる。
ほとんどが有色人種の高校生たちは、一般客もいるというのに、我が物顔のやりたい放題。
相手をからかったり、口汚く罵ったり、言い寄ってきた彼を邪険に追い返したり。

キャストには実在の高校生たちを起用しているとのこと。クレジットに流れる名前も、役名は本人の名前そのものだった。
だから普段から呼び合っている名前で劇中もいったわけだ。
そんなわけで、とてもリアル感がある。

3つの章に分かれていて「悪ガキたち」「混沌」「自分」というタイトルが出たが、ほとんど意味はなかった。
映画は始めから終わりまで、ノン・ストップでバスの中だけだし、なにか事件が起きるというわけでもない。
ただ悪ガキたちのおしゃべりが延々と続くだけなのだ。
それでも途中で観るのを止めたりとか、寝落ちしたりとか、そんな気にはならない。
彼らの言動に反感を覚えながらも、ああ、そうだろうなと、判る部分もあるのだ。

バスは延々と走る。
(下校がそんなに長くかかるのか? 午後に乗り込んだのに、もう日も暮れてあたりは真っ暗。
いったい毎日何時間かけて通学しているんだ?)
途中の停留所で一人降り、二人降り、と次第にバスの中が空いてくる。
やがて満員だったバスの中には数人しか残らなくなってくる。
すると、先刻まで騒ぎまくっていた奴もぽろりと本音のようなことを言い始めたりする。

ということで、低予算映画の極み。
青春の本音を描き出すと言えば聞こえはいいが、バスの中の悪ガキたちの会話だけの映画。
わざわざ観てみる?