2017年 アメリカ 118分
監督:ジョーダン・ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン、 ブリー・ラーソン、 サミュエル・L・ジャクソン
お馴染みキングコングの最新版。 ★★☆
キングコングの映画なんて、何年ぶりだろう?
エンパイアステート・ビルによじ登っている映画は観たような気もするのだが、後からの刷り込みでそんな風に思っているだけかもしれない。
今まで雲や霧に隠されていて存在が知られていなかった島が見つかった。
さあ、学術探検に出発だ!
ということで、学者のコンラッド(トム・ヒドルストン)や女性カメラマンのメイソン(ブリー・ラーソン)たちは、パッカード中佐(サミュエル・L・ジャクソン)率いる軍隊に守られて島に向かう。
この島には、とにかくいろいろな巨大怪獣が住んでいる。
どうしてこの島にだけこんなに怪獣がいるんだ? ジュラシック・パークじゃあるまいし(汗)。
奇妙な後足を持つ大トカゲとか、長い足が怖ろしい大蜘蛛とか。
もちろんこいつらは悪役。
そして善玉が、そう、キングコング。
彼は島の守り神のように、原住民を助けてくれていたのだ。
今回の主役のコンラッド、えっ! ロキじゃないの。こんなところで何をやっているんだ?
今回は悪事は企んではいないのか(笑)。
そしてヒロインは狭い”部屋”から抜け出して大活躍をするブリー・ラーソン。
知的で行動派。キングコングのお姫様になるわけではなかったが、見つめ合う場面はあった。
そしてそして、人間側の悪役がサミュエル・L・ジャクソン。
あらためて思ったのだが、彼はゴリラ顔だったんだ!
アップにして顔だけ映したら、どちらがサミュエルでどちらがキングコングか判らない。まさか、ね。
さて、クライマックスはキングコングと大トカゲの闘い。
まるでウルトラマンと宇宙怪獣の闘いのように、ズシンズシンと巨大生物同士がぶつかり合う。
キングコング・ファンなら大満足の場面だろうなあ、きっと。
エンドクレジット後に、おや、昨年聞きおぼえたあの声は?
そのうちにあいつがキングコングと闘う? 本当?