2016年 アメリカ 123分
監督:ジャスティン・リン
出演:クリス・パイン、 ザカリー・クイント、 ゾーイ・サルダナ、 サイモン・ペッグ
シリーズ第3弾。 ★★★
お馴染みのエンタープライズ号の冒険を描く第3弾。
シリーズ3作目ともなると、エンタープライズ号の乗組員にも、しっかりと親しみが湧いてくる。
それだけ作品世界には容易に溶け込めるようになる。
このあたりが気に入ったシリーズものの強み。
今回は、救援のために未知の惑星に向かったところ、それは敵の罠だった、という始まり。
敵のボス、クラールはカーク船長が持っている古代の武器を入手しようとしていたのだ。
このクラール。どう見たって悪役以外の何ものではない風貌。判りやすい。
そして、その惑星に残っていた女戦士のジェイラーも登場する。
真っ白な肌に銀髪、顔には隈取りのようなメイクである。格好いい。
彼女はエンタープライズの乗組員と一緒に敵と戦う。
(どうやら次回作からは、彼女はエンタープライズ号の仲間となるようだ。これは楽しみ。)
今回はエンタープライズ号は割と早い段階で敵に破壊されてしまう。
そのためにお馴染みの艦橋での乗組員たちのやりとりの場面は少ない。
その代わりに、その惑星での闘いや、クラールが破壊しようとしている宇宙基地での闘いなどが満載で、迫力がある。
SFアクション映画として楽しめる映像が充分にあった。
期待以上の特別なものがあるわけではありませんが、安心して観ることができます。