2016年 アメリカ 99分
監督:ババク・ナジャフィ
出演:ジェラルド・バトラー、 アーロン・エッカート
無敵のシークレット・サービス・アクション。 ★★☆
ホワイト・ハウスがテロ組織に占領されてしまう「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編。
今度はロンドンの街中がテロ組織に攻撃されてしまう。
今回も派手に爆発はするわ、銃撃戦はくり広げられるわ、で息つぐ暇もなし(笑)。
あのホワイトハウス・テロの2年後、イギリス首相が急死をする。
その葬儀には当然各国首脳が参列する。
ということは、その日のロンドンはテロリストにとっては狙い目以外の何ものでもない。
もちろん、警備する側だってそれは承知。厳重に固めるぞ。
しかし、なんということだ、 肝心の警備陣のいたるところにテロリストが入り込んでいる。
ロンドンの街中が次々に爆破されていく。各国首脳は次々に死んでいく。
一体、いつからこのテロは計画されていたんだ?
爆発物をしかける場所だって、こんなところにも、あんなところにも、あ~あ、日本の首相も橋が爆破されて死んじゃったよ(汗)。
そんな中でアーロン・エッカート扮するアメリカ大統領を警護するのは、お馴染みジェラルド・バトラー。
大統領を守るためだったら、と、暴れるわ、ぶん殴るわ、敵を殺すわ、殺すわ。もう無軌道に暴れまくり。
それにしても、アメリカ大統領は無事に逃げのびたのに、フランスをはじめとしてイタリア、ロシア、それに日本など5カ国の首脳は殺されてしまう。
で、なんだって、100年後もアメリカは滅びない?
アメリカ至上主義の映画か、これは? 他の国を馬鹿にしているのではないかい?
とまあ、そういう堅いことを言い出さなければ、単純に「ダイハード」のようなアクションを楽しめる映画です。
前作がホワイトハウス内に舞台を限っていたのに比べて、今回はロンドンの街中が舞台ですから、スケール感も大きいです。
単純に、単純に、楽しみましょう。