2017年 アメリカ
監督:ザック・シュナイダー
出演:ベン・アフレック、 ガル・ガディット、
DCコミックもの。 ★★★
マーベル・コミックのアベンジャーズに対抗してのDCのチームもの。
スーパーマンが死んでしまった地球に、怖ろしい侵略者がやって来ていた。
なんとかしなくてはと、熱い正義の男バットマンが仲間を集めるぞ。
集められたメンバーはバットマンの他に、お馴染み・期待のワンダー・ウーマン、それにフラッシュ、アクアマン、サイボーグの5人。
後の3人は知らないぞ。誰? 何者? 強いの?
ということで、冒頭にジャスティス・リーグに集まる面々の紹介ビデオのようなものが入る。
やはりワンダー・ウーマンの格好いいこと!
ブレスレットで敵の弾丸をはね返すシーンなんて、もう、鳥肌もの。これ、格好良すぎだろ!
DCコミックものは彼女の魅力にすっかり頼り切っている感じだぞ(笑)。
若くてちょっと軽いフラッシュはコミカルな雰囲気担当。マーベルでいえばスパイダーマンの立ち位置。
アクアマン、サイボーグはまだちょっと馴染みにくいが、そのうちに馴れてくるのかな。
よく考えれば、メンバーの中で一人だけただの人間であるバットマン。
神様でもないし、体が改造されているわけでもないし、特殊能力があるわけでもない。もちろん宇宙人でもない(笑)。
そんな彼が、お前の強さは何だ?と尋ねられる場面がある。
バットマンの答えは、金持ちだということさ。
これは受ける。たしかにバットマン・スーツにバットマン・カー。マーベルものでいえばアイアンマンの立ち位置か?
今作の敵は、え~と、ステッペンウルフ? 昔のロックバンド?にそんな名前があったなあ。
メチャ強かった割には、あまり印象に残っていない。
描き方が浅かった?
(以下、ネタバレあり)
バットマンも、途中から復活したスーパーマンも、もちろん活躍するのだが、一番の華はやはりワンダー・ウーマンだった。
彼女こそDCコミックものの救世主と言ってもいいのではないだろうか。
ああ、そうそう、軽薄でヘタレ要素も持っている愛すべきフラッシュが、スーパーマンと競争するところは好かった。
速すぎて孤独だった彼に、わかり合える仲間ができたのだな。