2018年 アメリカ 120分
監督:デヴィッド・リーチ
出演:ライアン・レイノルズ、 ジョシュ・ブローリン
アンチ・ヒーロー第2弾。 ★★★
「呼んだ?」というキャッチコピーとともに登場したアンチ・ヒーローのデッドプールの第2弾。
今回も品のないおふざけと、情け容赦ないバイオレンスで愉しませてくれる。
主人公のデッドプールについてはが、その来歴が前作で紹介されていた。
素顔には醜い後遺症を残していることや、超能力の再生能力を持つ身体であること。
(だから切られようが撃たれようが、不死身! 絶対に死なないのだよ!)
そして本当は末期癌の身体であることなどなど。
当然それらのことは了解済みということで物語は始まる。
(デッドプールはときどき観客に向かって解説してくれるのだが、上記のことまでは教えてくれないよ。今作から観る人には必須知識 笑)
今作の敵は、未来からやって来たマシーン人間“ケーブル”(ジョシュ・ブローリン)。
彼はミュータント少年ラッセルの命を狙っている。なぜ?
恋人に叱咤されて、柄にもなくデッドプールは正義のヒーローとしてラッセルを守ることになる。
今回も顰蹙もののおふざけは満載。
デッドプールはあのローガンが死んでいるフィギアを飾ったりしているし、スター・ウォーズのマークとレイア姫は絶対にヤッテイルと断言したり。
こんなこと言ってしまっていいのかなあ?
ケーブルがあまりに強そうなのでデッドプールは、なんとミュータント・チームを結成しようとする。
おお、ついにアベンジャーズ、ジャスティス・リーグに次ぐヒーロー・チームだぜ。
その名も”Xメン”と”ファンタスティック・フォー”をくっつけて、“Xフォース”だぜぃ!
新聞で募集した彼らだったが、パラシュート降下したら車にはねられたり、ゴミ収集車に巻き込まれたり・・・。
なんだ、こいつら。
使えるメンバーは、アフロ・ヘアーのドミノだけ。
彼女の特技・超能力は、運が強いこと。なんだ、それ? 超能力?
でも彼女はある意味で強いんだよね。なるほどね。
アクション場面は今回も頑張っていて、楽しめる。
デップーが助けようとしていたラッセルは、実は火の玉をあやつる凶暴少年だったのだ。
(カメハメ波よりもすごいよ 笑)
ついにはデップーとケーブルは協力してラッセルと戦うことに・・・。
今作も充分に楽しめる痛快娯楽作でした。
噂では、ブラッド・ピットやマット・デイモンがカメオ出演していたとか。
どこに? わからなかったなあ。