あきりんの映画生活

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「ニューヨーク 冬物語」 (2014年)

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2014年 アメリカ 118分
監督;アキバ・ゴールズマン
出演:コリン・ファレル、 ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、 ラッセル・クロウ
    ウィリアム・ハート、 ジェニファー・コネリー、 ウィル・スミス

時空を越えたラブ・ファンタジー。 ★★☆

今度はニューヨークの冬物語(停電にはなりません)。
洒落たタイトルで、澄み切った冷たさの大都会での恋物語かと思わせる。
しかしまったく違った。トンデモ映画だった

この映画、とにかく評判が悪かったようだ。まあ、そうだよなあ。

たしかに話の展開にはツッコミどころいっぱい。
何でそんなことをするのか? 何でそういう展開になるんだ? などなど。

たとえば、冒頭。
アメリカ移住の夢が敗れた夫婦は、せめてわが子だけでもと、赤ん坊をおもちゃの船に乗せて海に浮かべる。
普通そんなことするか? 赤ん坊は死んでまうやろ(汗)。

でもちゃんと赤ん坊はアメリカで大きくなり、コリン・ファレルとなる(笑)。
その彼ピーターはチンピラだったのだが、ギャングのボス(ラッセル・クロウ)に追われている。何故?

驚くことに、そのギャングのボスは、実は魔王だったのだ。
なにか変なことをするオッサンだとは思っていたのだが、魔王だったなんて。
しかも、その魔王の上に君臨するルシファも登場する。
このルシファにウィル・スミス。
配役は豪華なのだが、彼は廃墟のようなビルの一室に住んでいる冴えないオッサン風なのだ。

とここまで来れば、何でもあり。
ピーターは泥棒に入った家でベバリー(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)と出会うのだが、彼女は結核に冒されていて、高熱が続いている。
だから雪のなかを裸足で歩くし、極寒の中で水風呂に入ったりする。えっ?

物語はピーターとベバリーの悲劇となり、あっというまに100年が過ぎる。えっ?
ベバリーの妹が年老いて出てきたり、しつこく魔王もあらわれたりする。
ね、不評の訳がわかるような気もするでしょ。

こんなに豪華な出演者を揃えながら、このトンデモ映画になってしまったのはどうして?

(以下、ネタバレ)

いろいろ書いたが時空を越えたラブ・ストーリーは好きな設定なので、それなりに楽しんだ。
しかし決定的な不満があった。
それは、ピーターが100年も生き続けて為したのが、ベバリーとの再会ではなかったこと。
ぜんぜん違う女の子を救うためだったなんて・・・。
救うのはやはりベバリーにして欲しかったなあ。