あきりんの映画生活

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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」 (2017年)

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2017年 アメリカ 136分
監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・ブラット、 ゾーイ・サルダナ

はみ出し者たちが大暴れ、マーベルものの第2弾。 ★★★☆

前作が予想以上に面白かった「ガーディアンズ」。
今回も軽いノリで観てみようか。いぇい!

冒頭で、ガーディアンズの4人は襲ってきた巨大怪物と必死に戦っている。
その傍らで、あの幼児(?)になってしまったグルートは、音楽に合わせて一人踊りまくる。
仲間たちが命を賭けた凄まじい戦いをしているさなかに、我関せずと踊っているグルートが、何とも可愛い。

このように、この映画はどこかとぼけている。
だいたいが主人公クイル(クリス・ブラット)の仲間に、しゃべるアライグマがいたり、手足のある木(!)がいるのだから、前作を観た時は呆気にとられたものだ。
それなのに、物語はよくできていて、映像も素晴らしい。
このギャップが大きな魅力にもなっている。

今回の大きな流れは、クイルの父親の登場。
なんと彼の父親(カート・ラッセル)は天界人というまあ、一種の神様だったというびっくり事実が明らかになる。
ああ、自分には青人間のならず者(ヨンドゥのことね)ではない父親がいたのだ、と喜ぶクイル。
しかし、その父親は・・・、という展開。

おやおや、カート・ラッセルが出てきたかと思えば、なんとシルベスター・スタローンまで出てきた。
豪華な顔ぶれがちょこっと役で出てくる。
声の参加ではヴィン・ディーゼルブラッドリー・クーパー。うむ、豪華だ。

前作ではいろいろとあったガモーラ(ゾーイ・サルダナ)だったが、本作ではすっかり仲間となっている。
人の心を読み取る宇宙人に、クイルのガモーラへの恋心を読まれてしまうのも、微笑ましいエピソード。

映画のあちらこちらで活躍するベビー・グルートは、女子には受けるのだろうな。
危機一髪になった時に、グルートが急に成長して大活躍をする、なんて展開も予想していたのだが、今作ではベビーのままだった。
ベビーでいた方が人気があるのかもしれない。

映像も迫力があったし、物語もよく練られている。
なによりも、5人の仲間の、ときに反発し合いながらも助け合っていく感じが心地よい。
それに今回は青人間のならず者(ヨンドゥね)も大活躍をして、これも好い感じだった。

エンドクレジットの時に挟まれる映像を見ると、シリーズはますます続きそう。
楽しみ。
それにても、邦題の副題の”リミックス”って、どういうこと?