監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド、 エバンジェリン・リリー、 マイケル・ダグラス、 ミシェル・ファイファー
マーベルの蟻男シリーズ第2弾。 ★★★
予習も済んでさあ、第2弾を鑑賞。
前回も軽いノリだったが、今回も世界的な大事件などは起こらずに、家族の絆を求めての大活躍。
コミカルな部分(これはDCコミックものには全くない要素 汗)も多いのがアントマン・シリーズの特徴。
アントマンのスコット(ポール・ラッド)は、アベンジャーズがらみの事件で自宅謹慎中。
愛娘のキャシーとも家の中で遊んでいる。
でも、あのダンボ-ル箱の迷路や階段まで使った滑り台は楽しそうだった。
そしてピム博士(マイケル・ダグラス)は、30年前に量子の世界に入り込んだままになっている妻(ミシェル・ファイファー)をなんとか救い出そうとしている。
アントマンよ、なんとか妻を連れ戻して来て欲しい。
ワスプに変身する娘のホープ(エヴァンジェリン・リリー)にも協力させるから。
今回の敵は、量子の世界へ入るトンネルなどの研究施設を狙う武器ディーラー。
それに、身体の結合組織の異常からどんな物体も通りぬけることができるゴースト。
それらの敵の攻撃をかわして、ピム博士の妻も救い出さなくてはならない。
このアントマンの能力のすごいところは、好きなように小さくなったり元に戻ったりできるところ。
瞬時に小さくなるということは、相手から見えなくなることでもある。
う~ん、神出鬼没に見えるわけだな。
そして今回は、自分以外の他のものも大きくしたり、小さくしたりできてしまう。
これもすごい。
逃げようとする敵の目の前に巨大化したキティちゃんを出せば、ちゃんと逃走防止になるわけだ。
ということで、今作のアクション場面ではめまぐるしく大きくなり小さくなる。
このめまぐるしさは、アベンジャーズなどの大スケールでのそれとは違って、結構コミカルな感じにもなる。
それがこのアントマン・シリーズの持ち味なのだろうな。
何でも小さくできるのだから、車も小さくできる。これは面白い。
研究施設をビルごと旅行鞄程度に小さくすることもできる。
これに引き手をつければ、研究施設はスーツケースのようにどこへでも運べる。
これもいいなあ。
さて今回登場の2代目ワスプだが、羽根は生えているわ、ブラスターを持っているわで、大活躍。
アントマンよりもワスプの方が有能なのではないかい?(笑)
ま、アントマンも(なにせ人が好いからね)頑張っているわけだが。
ということで、今作も第1作以上に楽しめる作品になっていました。
さてエンドクレジット後の映像、”アントマンとワスプは帰ってくる?”と、?が付いていたのが若干気になるところではありました。