あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「殿方ご免あそばせ」 (1957年)

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1957年 フランス 88分
監督:ミシェル・ボワロン
出演:ブリジッド・バルドー、 シャルル・ボワイエ

バルドーの可愛らしいコメディ。 ★★★

バルドーの魅力を楽しむ映画。それ以上でも、それ以下でもない。
しかし、バルドーのなんと可愛らしく、魅力的なことか。
もう、それだけで充分に観る価値のある映画。

ストーリーを紹介してもそれほどの意味はないのだが、一応・・・。
大統領令嬢のバルドーは、名うてのプレイボーイである官房長ヴィダルに恋をする。
で、いろいろな騒動を起こしたあげくに結婚にこぎつけるのだが、ヴィダルの浮気癖に業を煮やして、自分も浮気してやろうと思い立つ。
そのお相手は、国賓として訪問してきたシャルル・ボワイエ王子。
二人乗りジェット機で出かけたニースの海岸でデートをしたりするのだが・・・。

大統領令嬢は傍目からみれば、わがままで、世間知らずで、自分勝手で、気分屋で、と、もう手のつけようがないお嬢さまぶり。
しかし、演じているのがバルドーだと、そこがまた魅力になる(苦笑)。
どんなわがままでも許してしまおう、という気になってしまう。

というわけで、難しい理屈は要りません。ただただ、楽しんで観る映画です。

最後のシーン、バルドーが映画を観ている私たちの方を向いて、これはナイショよ、と唇に指を当てます(上の写真です)。
もう、たまりませんなあ(笑)