あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「サイレント・ワールド/地球氷結」 (2011年) あっという間にみんな凍るぞ

2011年 カナダ 92分 
監督:ブライアン・トレンチャード・スミス
出演:マイケル・シャンクス

自然災害パニックもの。 ★☆

 

自然環境が突然変化して人類が滅亡の危機にさらされる。その事態を主人公の活躍で脱する。
まあ、よくあるパターンの設定。
だからよほど新しい何かを加えなければ凡庸な作品になってしまう。
・・・この作品、凡庸のままで終わっていた・・・(泣)。

 

地球上でもっとも寒い場所はどこか?
それは北極でも南極でもない。数千メートル上空の空がもっとも寒いのだ、という解説が冒頭に入る。
そしてその冷気を防いでくれていたオゾン層に穴があき、マイナス70度の冷気が降りてきて地上を襲う。
その冷気につかまったら、どんなものでもあっという間に凍りついてしまうのだ。

 

ということで、まずはオーストラリア沖で気象観測船が冷気に襲われ、乗組員たちが凍結遺体となってしまう。
船は自動運転で港にもどってきて、この異常死体が大騒ぎとなる。

 

主人公は気象学者のジャック。
彼は仕事熱心のあまり家庭を省みない。その結果、娘から愛想を尽かされ、妻からは離婚をせまられている。
こういう人物背景って、いつも一緒。もう少しなにか考えんかい(怒)。

 

あとよくあるのは、幼いころに両親が事故で亡くなっていて、その事故をなくすために主人公が研究者になっている、というやつ。
今作でいえば、宇宙飛行士だった父親が試験飛行中に何かの原因で上空の冷気に触れて死んでしまった、といったようなやつ(苦笑)。

 

それはさておき。
地上に降りてきた超冷気は沖合から陸地に迫ってくる。
ジャックの娘が海遊びに行っている海岸に冷気が来るぞっ。娘を助けなくては!
それに、妻の両親が住んでいる地方に冷気が向かっているぞ。

 

それなりにいろいろと観ている人に危機感を味わらせようとしてくれる。
でもどれも既視感だらけの展開。今さらこれではハラハラしないんだよな。

 

ジャックはオゾン層の亀裂をふさぐための方法を提案するのだが、彼を煙たく思っている上司は採用しない。
上司は、私が考えた作戦の方が好いはずだ、必ず上手くいくぞ、と準備を進める。
何かの化学物質を気球で打ちあげ、それが上空に達したらでミサイルで気球を撃って化学反応を起こし、オゾン層の穴をふさぐというもの。
おびただしい数の気球が打ち上げられるのだが、そこがこの映画で唯一好い場面だった。

 

もちろん上司の作戦は失敗する。
そこで窮余の策として主人公が提案した策が実行されて、成功する。
めでたし、めでたし。

 

ね、つまらないでしょ。
あまり低評価の映画の感想は書かないことにしているのだが、いくらかでも被害者を少なくするために書いてみました。
有り体に言って、時間つぶしにもなりません。