あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「ドライヴ」 (2011年)

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2011年 アメリ
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:ライアン・ゴズリング、 キャリー・マリガン

孤独な強盗逃がし屋。 ★★

あれ? 評判、いいんだ、この映画。なにかの賞も取っているとか。
どうも、この頃、自分の感性が世間とずれてきているのではないかと不安になって来始めたぞ。

高い運転技術を持つ男(ライアン・ゴズリング)は、映画のカースタントマンの仕事をしながら、夜は強盗の逃走請け負屋をしていた。
男はどこまでも孤独で寡黙。
請け負った仕事は必ずやり遂げる。そのためのルールもきっちりとある。いわく、強盗に入ってから5分間は何があってもここで待つ、しかし、待つのは5分間だけだ。

と書いてくれば、どうしたってステイサム・トランスポーターと重なってくる。
あちらも寡黙だったが、ステイサムが陽性だったのに対して、こちらはどこまでも陰性。暗い雰囲気。

そんな男が同じアパートに暮らす人妻アイリーン(キャリー・マリガン)に恋をする。
う~む、孤独な男が恋をするとろくな展開にはならないんだよね。これ、鉄則(笑)。
借金を作って刑務所から出てきたアイリーンの夫のために、男はドライバーとして夫の強盗計画の手伝いをすることになる。

ドライバーの主人公が寡黙で、感情を表にあらわさない、と思っていたら、突然滅茶苦茶に暴力的になる。
この豹変ぶりが怖ろしい。
おこなう暴力ももちろん怖ろしいのだけれども、主人公のキレタ心のありようがもっと怖ろしい。

物語的には割と一直線。それほどの捻りはない。
華麗なドライブ・テクニックをもっと前面に押し出して、ばりばりと走ってくれるのかと思ったら、それは冒頭だけだったのでちょっとがっかり。
どちらかというと、ドライバーの心の変遷をていねいに追っているという感じ。
それにノリきれなかったのが敗着だった。残念。

一般の評判は好いんですよ。念のため。