2011年 アメリカ 115分
監督:ケネス・ブラナー
出演:クリス・ヘムズワース、 ナタリー・ポートマン
マーベル・コミックもの。 ★★☆
「アベンジャーズ」をよりよく楽しむために、大慌て追いかけマーベル鑑賞(笑)。
この映画、ケネス・ブラナー監督だったんだ。へえ~。
舞台は天上の神の世界“アスガルド”。
あまりに強いので俺様キャラになってしまったソー(クリス・ヘムズワース)は、神々の王である父に勘当されてしまう。
王位継承権を剥奪されたソーは、追放されて地球へ。
そうか、ソーはやはり人間ではなかったんだ。どこか人間を見下しているようなところがあったものね。
しかし、ソーは地球で出会った天文学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)に一目惚れ。
そして、ジェーンもソーに一目惚れ。
アスガルドに伝わる最強の武器が“ムジョルニア”と呼ばれる直方体の形の斧。
斧というよりも無骨な形のハンマーという方がいいかもしれない。
とにかくこのムジョルニアはものすごい威力なのだが、選ばれた者にしか扱うことができない。
その選ばれた者が、要するにソーであるわけだ。
物語は、ソーの義弟ロキの陰謀ですすむ。
出生の秘密を持つロキは、精神的にとてもひねくれている。ファザコンもあるし、立派な兄に対する妬みも一杯。
で、アスガルドの敵勢力と通じて父やソーを陥れようとする。悪い奴だ。
途中でちょっとだけ出てくるホーク・アイ(ジェレミー・レナー)。
おお、こんなところに出ていたのか。
特殊な矢を使い分けて、正確無比な弓で相手を倒すホーク・アイには、もっともっと活躍して欲しいぞ。
それに、なんといっても可愛かったナタリー・ポートマン。
そりゃ、スカーレット・ヨハンソンも魅力的だけれど、ポートマンにも「アベンジャーズ」に出て欲しかったなあ。
気軽に楽しく観ることができました。
しかし、やはりこれを観てから「アベンジャーズ」を観るべきだったなあ。
そうすればあのヒーロー大集結にもっと興奮できただろうに・・・。残念。