あきりんの映画生活

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「シェフ」 (2014年)

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2014年 アメリカ 115分
監督:ジョン・ファブロー
出演:ジョン・ファブロー、 ソフィア・ベルガラ

はみ出し料理人の奮戦記。 ★★★☆

副題は「三つ星フードトラック始めました」。
超一流の料理人がフード・トラックでの再起を賭けるというロード・ムービー。
明るい人たち、美しい景色、陽気な音楽。
別れて暮らしていた幼い息子との親子ドラマでもある。

ロサンジェルスの一流レストラン料理長のカール(ジョン・ファブロー)。
料理には絶対の自信を持っている彼は、口うるさいオーナー(ダスティ・ホフマン)や自分の料理を酷評した評論家と喧嘩をして店を辞めてしまう。
おまけに、評論家との喧嘩画像がSNSで拡散してしまい、再就職口はどこにもなくなってしまう。
こりゃあ困った。

心配した元妻イネス(ソフィア・ベルガラ)の勧めで、離れて暮らしていた息子と一緒に故郷のマイアミを訪れたカールは、フードトラックでのサンドイッチ販売を思いつく。
こんな美味しいキューバ・サンドイッチ、こりゃ、きっと受けるぞ。
カールは元妻イネスや仲間たちの協力を得て、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスへとフード・トラックで旅を続けていく。

この映画は監督が主演も務めている。
それも、あの「アイアンマン」の1と2を撮った監督。続編3の監督要請を断ってこの映画を撮ったとのこと。
う~ん、お仕着せを嫌って、自分の撮りたいものを撮ったのか。この映画の主人公と一緒だぁ。
その関係もあってか、スカーレット・ヨハンソンロバート・ダウニー・Jrが顔を出している。友情出演?

カールを心配していろいろと助けてくれる元妻イネス役のソフィア・ベルガラが魅力的。
見かけはちょっと派手で悪女っぽい雰囲気もあるのだが、実はとても好い人。
(どうしても、「マチェーテ・キルズ」に登場したオッパ○機関銃や、○○銃のお姐さまのイメージがあるからなあ 笑)。
カールとイネス、こんなにいい仲なのにどうして離婚してしまったの?

息子との関係が一緒にフード・トラックで旅をする内によくなっていくところも、観ていて気落ちが好い。
息子には厳しく接するカール。妥協しない。
おんぼろトラックを2人で一生懸命きれいに磨きあげる。
ホット・サンドイッチの焼き方もきっちりと指導する。
そんな父親を慕う息子。出来すぎの感もあるが、やはり好いねえ。

フード・トラックは行く先々で大評判になり、客が押し寄せる。
それというのも、息子がSNSでトラックの移動情報を流して、宣伝してくれていたのだ。
好いねえ。

そしてロサンゼルスへ戻ってきたフード・トラック。
そこへ、あの仇敵の料理評論家があらわれる。果たして・・・・。

エンディングも、ああ、好かったね、というもので、とても気持ちよく観ることができた。
気持ちも温かく優しくなれる。好い映画でした。
エンド・クレジットのときに、カールが料理の練習をしている場面が映りますよ。