あきりんの映画生活

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「ダーク・プレイス」 (2015年)

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2015年 イギリス 113分
監督:ジル・バケ・ブランネール
出演:シャーリーズ・セロン、 ニコラス・ホルト、 クロエ・グレース・モレッツ

サスペンス。 ★★★☆

原作者はあの「ゴーン・ガール」の原作の人とのこと。
こうだったんだと思い込んでいた事柄が、次第に異なる様相を見せ始める緊張感。
たしかに「ゴーン・ガール」とも通じるものがある。

田舎町で母親と2人の姉妹が殺害される凄惨な事件が起きた。
目撃者は8歳の末妹のリビーで、彼女の証言から兄のベンが犯人とされた。
それから28年がたち、事件の当事者という世間からの眼に晒されながらリビー(シャーリーズ・セロン)は無為な日々を送っていた、

この映画は、もう終わったと思っていた過去の事件をふりかえると、さまざまな疑問点があることに、少しずつ気づいていく。
ヒロインが、これまで信じていた事件の経過は本当は違っていたのではないか、と思い始めていく過程が、見ている我々と同じ視線になっている。
で、緊張感が続いていく。

お金に困っていたリビーは、過去の殺人事件の検証を行う“殺人クラブ”という団体の会合に参加する。
そのメンバーであるライル(ニコラス・ホルト)の勧めで、今は死刑囚として収監されている兄とも面会する。
静かに運命を受け入れているような兄は、俺は犯人じゃないよ、と淡々と告げる。
では、誰が母や姉二人を殺した?

それにしてもシャーリーズ・セロンの臈長けた美しさ、スタイルの良さ。やはり並じゃない。
終始不機嫌そうなたたまいも、雰囲気がある。
新作ではすご腕諜報員の役というが、かっての「あの日、欲望の大地で」の彼女もすばらしかった。

リビーが当時の関係者を訪ねて、それぞれの証言を集めていく・・・。
兄の当時の恋人が、ちょっと危険な雰囲気のクロエ・グレース・モレッツ
事件の後は行方不明になっていた彼女を捜し当てて尋ねていくと・・・。
えっ、あなたは・・・。

事件の真相は・・・そうか、そういうことだったのか。
犯人は***ということだったのか。そうだったのか。

いつでも(家の中でも)野球帽を被っていたリビーだったが、事件が解決した後の最後の場面では帽子を被っていなかった。
過去の取りつかれていたものから解放されてということだったのだろうな。

ひとつ判らなかったのは、兄の犯行を見たと証言したリビーの心境。
あの証言を幼いリビーは何故してしまったのだろう? 警察の誘導尋問のせい?

セロンの美しさと、緊張感の持続したサスペンス。
おすすめの作品です。