2019年 日本 114分
監督:新海誠
(アニメ)
高校生の恋物語。 ★★
どちらかといえばアニメは苦手なのだが、前作の「君の名は。」の余波を受けて評判になっているので、一応はチェックしておこうかということで鑑賞。
結論からいって、ちょっとついていけなかった。残念。
離島から家出してきた高校生の帆高。
ひょんなことからオカルト雑誌の編集会社で働くようになる。
そこは世間を拗ねたような兄貴分の社長と、気っ風がよくて面倒見のいい姐御肌の助手の2人だけの会社だった。
東京は異常気象で、連日雨が振り続けている。
そんなある日、帆高は陽菜という少女に出会うのだが、彼女は祈ると空を晴れにできる能力を持っていた。
その彼女の能力で、穂高と陽菜は晴れを願う人々の願いを叶えていく。
しかし、人々の願いを叶えるごとに陽菜は次第に身体を傷めていく。
そう、陽菜は天気への人身御供だったのだ。
ついに陽菜は空の上、雲のうえに広がる草原へ去ってしまう。
といったことなのだが、どうもついていけなかった。
高校生の恋愛ものを、超自然的な現象と強引に結びつけて、この恋は唯一無二のものだと叫ばせている。
この内容でも若い人たちには受けているのだろうか。
とすれば、浅い映画だなあと思ったのは感受性が鈍くなったこちらのせいなのか・・・(苦笑)。
前作同様に確かに絵は素晴らしかったですが。