あきりんの映画生活

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「シャン・チー」 (2021年)

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2021年 アメリカ 132分
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
出演:シム・リウ、 トニー・レオン、 オークワフィナ、 メンガー・チャン。 ミシェル・ヨー

アジア舞台のマーベルもの。 ★★★

 

マーベルものの新シリーズということらしい。
ブラックパンサー」では黒人を主人公にしていたが、今作ではいよいよアジア人が主人公。
マーベルもいろいろと考えている。

 

サンフランシスコでホテルの駐車係として働くシャン・チー(シム・リウ)。
気心の知れた仲間のケイティ(オークワフィナ)と平凡だが楽しい毎日を送っていた。
ところがある日、乗り合わせたバスの中でいきなり大乱闘が始まる。
襲ってきた敵と互角に、いや、それ以上の強さで戦うシャン・チー。
えっ、シャン・チー、なんであんたはそんなに強いの? あんたは何者?

 

この冒頭のバスの中でのカンフー・アクションは見応えがあった。
暴走するバスなのだが、ケイティがすごいドライブテクニックの持ち主という設定も上手く活かされていた。

 

このカンフー・アクションがあまりにもすごかったので、そうか、今回は特殊武器ではなくて、全くの肉体勝負でいくのかな、と思っていた。
違った、特殊武器が登場した。その名もテン・リングス。
シャン・チーの父(トニー・レオン)が両腕にはめている10個の腕輪。これがすごい特殊武器。
父はこの力を使って、死んだ妻を甦らせようとしている。

 

ということで、今作は言ってみれば家族のドラマ。
主人公たちの故郷は、動く竹藪迷路に閉ざされた神秘の村。
その地で父と息子、兄と妹(メンガー・チャン)、そして叔母(ミシェル・ヨー)などが、封印された魔物を巡って争う。
ファンタジーの様な設定でもある。

 

ケイティ役のオークワフィナは独得の雰囲気を持った人。
どこかで観たなと思っていたら、「オーシャンズ8」でのただ一人のアジア人メンバーだった。
そしてシャン・チーとケイティの恋愛をまったく感じさせない友だち関係が楽しい。
これはオークワフィナの飾り気のないあっけらかんとした持ち味が活きているせい。
(困ったことが起こったときなどに、とりあえずカラオケに行くかっ!というのも楽しかった。)

 

シャーリン役のメンガー・チャンは初めて見たが、言ってみれば片桐はいりを可愛くした感じ。おおよその想像がつくかな?

 

ときおり空間をワープするためのトンネルがあらわれる.

マーベルものの「ドクター・ストレンジ」を観た人なら、ああ、あれね、と思うやつ。
いってみれば、ドラえもんの”どこでもドア”みたいなもの。
マーベルもいろいろなキャラクターや小道具を持っているから、世界を広げやすいねえ。

 

トニー・レオンは久しぶりに観た気がしたが、渋くなっている。
ウォン・カーウァイ監督作、アン・リー監督作、ジョン・ウー監督作で観てきたが、やはり格好いい。
カンフーということで、ミシェル・ヨーが舞踏のように華麗な技を見せてくれていた。
彼女とトニーレオンは同い年なんだね。

 

これでもかというような派手な戦い(ドラゴンも出てくるよ)があって、大団円となっていく。
この後のシリーズはどうなるのだろうと思うが、オークワフィナがまた好い持ち味を出してくれるのだろう。

 

映画のはじめにエンドクレジット後にも映像がありますとの(親切な)告知があった。
本編が終わり主人公たちの紹介字幕が終わったところで、主人公たちの後日談の映像が映った。
私が観ていたときには、これが終わるとかなりの人が席を立って帰っていった。
しかし実は、(長い)エンドクレジットが終わったあとに、これからのシリーズの予告ともいうべき映像があったのである。

 

おお、そんなことになるのか・・・!
帰っちゃった人、見られなくて残念でしたね。