あきりんの映画生活

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「ダイヤルM」 (1998年)

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1998年 アメリカ 107分
監督:アンドリュー・デイビス
出演:マイケル・ダグラス、 グウィネス・バルトロウ、 

名作のリメイク・サスペンス。 ★★★

あまりにも有名なヒッチコックの「ダイヤルMを廻せ」のリメイク。
こういう映画のリメイクは作るのにも勇気がいると思う。
世評はいまひとつのようだが、結構面白かった。

オリジナルとは人間関係は大幅に変更されている。
オリジナルでは、不倫をしている妻エミリー(グウィネス・バルトロー)を殺して財産をのっとろうとした夫スティーブン(マイケル・ダグラス)は、第三者に殺人を依頼する。
ところが、本作では殺人を依頼するのは、なんとエミリーの不倫相手なのだ。
これは意外な展開だよねえ。

ティーブンは殺害時刻のアリバイを偽電話で作る、ところが殺されかけたエミリーが逆に・・・という展開はオリジナルをなぞっている。
しかし、・・・ここからも展開はオリジナルと大きく違ってくる。
あれ、殺されたのは誰だ?

ということで、物語の枠組みは踏襲しているのだが、内容そのものは新しいものとなっており、楽しめるものになっていた。
オリジナルは元の舞台劇の雰囲気そのままにひとつの部屋内だけで物語がすすんだ。
それにひきかえ、本作では不倫相手(ワケありの新進画家である)のアパートでの情事場面があったり、スティーブンと殺人依頼相手(要するにエミリーの不倫相手なのだが)が酒場で密談したり、と、変化にも富んでいる。

エミリーがスティーブンの策略を暴くきっかけは、オリジナルと同じ”鍵”。
このへんもよく考えてあった。
ということで、かなり楽しめる作品になっていた。

それにしても、スティーブンがアリバイを作ろうとして使った電話は携帯電話なので、”ダイヤルM”は回そうと思ってもまわせません(笑)。
これは邦題をつけた宣伝マンがアホやったね。
あ、でも、{廻せ!」とは言ってないからいいのかな?