2013年 アメリカ 113分
監督:アラン・テイラー
出演:クリス・ヘイスワース、 ナタリー・ポートマン、 アンソニー・ホプキンス
マイティ・ソー2作目。 ★★★
「アベンジャーズ」をよりよく楽しむためのマーベル追いかけ大慌て鑑賞シリーズ。
しかし、このソーの2作目は、「アベンジャーズ」の後の時代の物語だったんだ。追いついてきたぞ。
今回は、ソー(クリス・ヘイワース)が愛して止まないジェーン(ナタリー・ポートマン)の身体に全宇宙を闇に変える恐るべき力、エーテルが取り込まれてしまうというもの。
こりゃ大変だ。
愛するジェーンのためにソーが頑張るぞ。
ソーの世界にも慣れたので、違和感なく物語に入っていける。
「アベンジャーズ」では顔を見せてくれなかったポートマンもちゃんと出てくれているし(嬉)。
ジェーンの相棒であるダーシーも好い味付けで活躍してくれる。
彼女、なかなかに好いんだよね。
で、今回の敵は闇の王マキレス。
あまりにも強大な敵であるために、なんとソーは、あのロキを監獄から出して協力を求める。
おいおい、ロキをそんなに簡単に信用してしまっていいのかい?
大体がこのロキという人物、前作でもソーを陥れようとしたし、「アベンジャーズ」でも敵そのもの。
でも、なんていうか、あまり大物感がない姑息な奴なんだよね。
ひがみっぽくて、ひねくれていて、嘘をついては人を罠に掛けようとするし、要するに小物。
その小物が必死に悪いことをするものだから、悪役ながら親近感が湧いてくるところもある(苦笑)。
マキレスに送り込まれてきた敵はゾンビみたいな奴。
ソーの大金槌は今回も大活躍なのだが、ゾンビじゃあいくらやっつけても死なないのではないの?
アクション場面はスケールも大きくて迫力満点。
それにしても、これまでマーベルものを内心では少し馬鹿にしていたことを深く反省。
マーベルものって、すごいんだあ!(笑)
映画の最後、ロキがまた悪巧みをしそうなんだよね。
でも、今度の「アベンジャーズ ウルトロン」では敵ではないらしい。
さあて、次は傑作との評判をよく目にする「キャプテン・アメリカ」の第2作だな。