2017年 アメリカ 131分
監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース、 トム・ヒドルストン、 ケイト・ブランシェット、 テッサ・トンプソン
マーベル・コミックもの。 ★★☆
そういえばアベンジャーズの仲間外れにされている2人がいた。
宇宙の皇子マイティ・ソーと超人ハルク。
そりゃ、この二人の能力は桁外れだから、この二人が出てきたら残りのアベンジャーズの面々は影がうすくなってしまう。
ということで、、マイティ・ソーの単独ものにハルクが出演。
いろいろとバランスを考えて、企画も脚本も大変だあ。
アスガルド王国に終わりの時が近づいている、と言って国王(アンソニー・ホプキンス)は亡くなっていく。
現れたのは死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)。
さあ、ソーがアスガルドを守るぞ!
と思ったら、(予告編でも流していたように)なんとヘラはいとも簡単にあの無敵の武器ムジョルニアをに壊してしまう。
えっ、ムジョルニアを壊すパワーって、あり得ないんじゃないの?
実はヘラはソーの姉だったのだ。強いはずだ。
ケイト・ブランシェットがまさかの悪の女王。すばらしい。何でもやっちゃうんだね。
そしてソーはなんと遠い異星で剣闘士にされてしまう。
その円形闘技場にソーの相手としてあらわれたのは、嘘だろ!、あの超人ハルク。それも理性を失った凶暴ハルク。
はたして二人はどちらが強い? ソーにはあのムジョルニアはもうないのだよ。
今回もちょろちょろとあらわれて悪さをしたかと思うと、意外といい一面を見せたりするロキ(トム・ヒルドロン)。
小悪党的なせこさがあるかと思えば、どこか憎めない可愛らしさ(?)もある。
真面目一徹な兄に対して、この義弟が好い味付けにもなっている。
映画の途中で流れたのは、おや、これはレッド・ツェッペリンの「移民の歌」ではないか。
このがんがんのハード・ロックは好きなんだよねえ(ちなみに私は飛行船写真のアルバムをちゃんと持っています)。
がんがんとやってくれて、いつもどおりのマーベルコミックものとして楽しみました。
ただちょっとピシッとしたところがなくて、あまりにも大味だったような気が・・・。
さて次は、対抗馬の「ジャスティス・リーグ」だな。